神前式は「誓いのキス」なし？体験した神社結婚式の内容とともに解説

この記事で記載していること

神前式で「誓いのキス」があるのか、神社結婚式の内容とともにご紹介します。

教会式で目にすることが多い「誓いのキス」

神前式でもするのか気になる方もいらっしゃると思います。

私自身は神社結婚式を行いましたので、そちらの内容とともにご紹介します。

この記事では、①神前式について　②神前式で誓いのキスはあるのか　③神社結婚式の内容　④挙式スタイルを考える際に　について記載しています。

神前式について

結婚式をしようと考えた際に、どのようなスタイルで行うか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

挙式スタイルは大きく４つあります。

キリスト教式
神前式
人前式
仏前式

簡単なご説明になりますが、

●キリスト教式は、チャペルや教会で神様に結婚を誓う挙式
●神前式は、神社、ホテル内の神殿、結婚式場内の神殿などで行われ、神様の前で結婚をご報告をする挙式
●人前式は、参列者の前で誓いをする挙式
●仏前式は、仏様やご先祖様に結婚のご報告をする挙式

です。

神前式は、神殿で行われる日本の伝統的な挙式のスタイル。

現在の形は、明治三十三年の大正天皇の結婚式で広まったと言われています。

神前式で「誓いのキス」はあるのか

教会式のように「誓いのキス」をしたい方、反対に恥ずかしくてしたくない方、神前式に興味を持っている方は神前式で「誓いのキス」があるのか気になりますよね。

一般的に神前式で「誓いのキス」はありません

挙式の中で、誓詞奏上（せいしそうじょう）や三々九度（さんさんくど）などの儀式があり、そこで誓いをたてます。

神社結婚式の内容

「誓いのキスがないのはわかったけど、神前式ってどのような儀式なの？」と内容が気になる方もいらっしゃると思います。

神前式は、神社、ホテル内の神殿、結婚式場内の神殿などで行われますが、ここでは私自身が経験した神社結婚式の内容についてご紹介します。

【体験した神社挙式の流れ】
参進の儀（花嫁行列）
修祓（しゅうばつ）
一拝
献饌（けんせん）
のりと奏上
三々九度（さんさんくど）
誓詞奏上（せいしそうじょう）
指輪交換
玉串奉奠（たまぐしほうてん）
親子親族盃
撤饌（てっせん）
一拝

それぞれの神社や会場で内容が異なる場合もあると思いますので、参考程度にご覧ください。

参進の儀（花嫁行列）

参進の儀（さんしんのぎ）は、別名「花嫁行列」とも呼ばれています。

私たちは時間になったら指示された鳥居の前に整列し、巫女さんを先頭に、新郎新婦、その後ろに家族が並び御社殿まで歩きました。

修祓（しゅうばつ）

清め祓いの儀

浅く頭を下げていました。

一拝

神職さんに合わせて一礼

献饌（けんせん）

神職さんが神様にお供え物を献上します。

のりと奏上（のりとそうじょう）

神職さんが新郎新婦の結婚を神様に報告します。

三々九度（さんさんくど）

新郎新婦が行う「三々九度」

三々九度のやり方は神社に従いました。省略して行われる場合もあるようなので、実際にやられる方は確認して、そちらの指示に従ってください。

私たちが行った流れは古例に従い

①新郎→新婦→新郎
②新婦→新郎→新婦
③新郎→新婦→新郎

１回目は小、２回目は中、３回目は大の大きさの違う盃を使います。

３つの盃は過去、現在、未来と意味が込められているとのことです。

盃にお神酒（おみき）が注がれたら、３回に分けて口にします。

一口目は神様へ、二口目は家族へ、三口目は参列者へと感謝の意味が込められています。

飲めない方は盃に口をつける程度で大丈夫です。

「３」や「９」という奇数で割り切れない数字になっています。このような色々な意味を知るとさらに神前式の魅力を感じますね。

誓詞奏上（せいしそうじょう）

新郎新婦が神前に進み、誓詞奏上します。

新郎が誓いの言葉を読み上げ、新婦は最後に名前を言いました。

指輪交換

神前で結婚指輪を交わします。

私が行った神社では指輪交換は希望する場合に行いました。

玉串奉奠（たまぐしほうてん）

玉串を神様に奉納

巫女さんから玉串を受け取り、作法に従い向きを変えてお供えします。

新郎新婦→（媒酌人）→両家代表（父親）の順で行いました。

親子親族盃

両家の親族でお神酒をいただきます。

撤饌（てっせん）

神職さんがお供え物を下げます。

一拝

神職さんに合わせて一礼

以上のような流れで神社結婚式を行いました。

今まで神社結婚式に参列した経験がなかったので当日は緊張しましたが、伝統的な儀式の中で神様と家族に結婚の誓いをできたことは貴重な時間で記憶に残る一日となりました。

神前式では一般的に「誓いのキス」はありませんが、儀式の中で誓いをたてる場面があるので気持ちが引き締まります。

神社や会場によって内容や流れが異なる部分もあると思いますので、確認して、そちらの指示に従うようにしてください。

挙式スタイルを考える際に

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そんな時は実際に足を運んで情報収集をしてみましょう。

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パーソナルカラー診断
ウエディングメニュー試食　　など

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